月曜日はクリニャンクール蚤の市のお店で開いてるところが少しあるので向かいました。
が、その前に北駅で途中下車し、またまた鉄道撮影。
北駅自体、とても美しい駅舎です。
TGVだけでなくユーロスターも停まっててカッコイイ車両が見れました。
クリニャンクールで、楽譜を少し買い足した後は4年ぶりの友人とレ・アル近くのお店でランチ。
アンサンブル・ミュージックにもDL楽譜を置いてもらってるパリ在住のピアニストの本庄さん。
仔牛のブランケットを注文。本庄さんはコブサラダを。
どちらもボリューム満点!
その後、パリの音楽時事の話を聞いたりしながらセーヌ川沿いに腹ごなしの散歩。
ノートルダム寺院、オリンピックまでに修理を終わる予定らしいんですが、間に合うのでしょうか?
別れた後はアパートに戻り、ひたすら夜まで梱包仕事が続きました。
]]>蚤の市まわりのウィークエンドです。
朝早くから移動しますが、2月の空は8時くらいまで暗いです。
郊外鉄道やトラムを乗り継いで蚤の市を転々とします。
たまたまなんですが「ベルリオーズ通り」や「モーリス・ラヴェル会館」など作曲家の名前の付いた場所が続きました♪
週末はあいにくのお天気が続きましたがディスプレイにも使えそうなブロカントや、室内でのサロンでは1800年代の手紙の束や古いチケットなどたくさん見つかって心はウキウキで回れました。
市内の蚤の市も何か所か覗いてからアパートに戻りました。
夜はウサギのもも肉をソテーし、お惣菜のタブーレを添えて独り宴会。
日本ではわざわざ買いませんが、ウサギは鶏肉とは違った噛み応えで美味しいんで、フランスに来たらつい選んでしまいます。
タブーレはアパートを借りてるNサンおすすめのスーパーのお惣菜。
モーダルシフトの影響か、郊外もずいぶんトラムが張り巡らされ、コロナ前と違ってスムーズに移動できとても充実した週末となりました。
]]>朝は昨夜に食べきれなかったケバブのお肉でオムレツを作って腹ごしらえ。
メインにしていたサロンでひたすら仕入れを続けて。
途中休憩で久しぶりに再会のお友達と珍しいシリア料理のランチ。
「ファッテ」という料理らしいんですが、ちょっと僕の口には合わなかった^^;。
その後もお茶しながら、フランスでの子育てやコロナ中の演奏のお仕事の話など。
積もる話で楽しいひと時を過ごしました。
Kチャンと別れて仕入れ再開。
フランスならではの魅力的なデザインのものがたくさんあって大釣果。
買い付け楽しさ満載です。
そんな合い間にも小鉄の息子用に電車の写真を収めてLINEで送信。
お店を始めた頃は(PCのメールはあったけど)買い付け中に手紙を送ってました。
随分と便利な世の中になりました。
パリ近郊の電車の色は緑ってイメージでしたが、最近は水色系のカラーに変わってきてるんですね。
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コロナ渦あけ最初の買い付けの記録を、覚えているうちに記録することにします。
今回はフランス→ドイツへと2週間の買い付けとなりました。
でもその前に。
買い付け前日深夜に飛行機の予約キャンセル!とのメールからスタート。
ルフトハンザ航空で予約していたんですが、地上勤務員のストライキのため欠航になったそうです。
真夜中にドキドキしながら色々と調べた結果、エミレーツ航空の振り替え便で少し遅れながらもスケジュールを変更することなくパリへ到着可能なのが分かりホッと安心しました。
エミレーツの天井にはお星さまがきらめいていてオシャレ。
機内食も美味しくて満足。
9時間乗ってドバイ経由であと7時間乗ります。
シャルル・ド・ゴール空港にコンコルドが置いているのを初めて知りました。
久しぶりのターミナル1到着で迷ったり、ナヴィゴを新調するのに窓口に並んだりでパリに着くのが夕方になってしまいました。
空港ターミナル間を結ぶシャトル電車CDGVAL(シャルルドゴールヴァル)
空港とパリ市内を結ぶ郊外鉄道RER B線
パリ初日はあいにくの雨模様でした。
スーパーに買い出しだけ行って、夜はアパート向かいのお店のケバブを食べて沼のように眠りました。
さっそく明日から仕入れ開始です。
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3日間で西日本・四国・九州の新幹線を含めてJRすべての列車に乗れるという「どこでもドアきっぷ」。
ウチの子鉄にとっては夢のような切符を使いました。
予習として親子でずっとJR九州の社歌「浪漫鉄道」を歌ってました♪〜
国鉄からJRに民営化された時の歌で、今は懐かしいハイファイ・セットが歌ってます♪
1日目はとりあえず博多まで新幹線で向かい、それから「鉄道だけの旅」の始まりです。
博多駅ではいったん在来線に降りて、九州の列車を眺めます。
九州の列車は、鉄オタじゃない私から見ても本当にカッコイイものが多い。
今回は博多では降りないんで、見てる間に駅構内でとりあえず食べた博多ラーメン。
あっさり目で、おやつ!?にはちょうど良い感じでした。
乗車1本目は九州新幹線の800系「つばめ」。
〜系やら〜型とか、息子のお陰で覚えてしまうようになりました ^^)
各車両のシートが色違いだったり凝った内装。先頭車、貸し切りです。
これ以降の列車はすべて「探検」と称して、先頭車から後尾車まで歩かされることになります^^;
熊本駅で下車し、次は友達もおすすめの「A列車で行こう」に乗り換え。
と、駅で待っていると偶然「ななつ星in九州」がやってきました。
豪華な列車です。
そして「A列車で行こう」
JRの方は子どもたちにとても親切にしてくださいます♪
九州の列車は古い車両をリノベーションして観光列車にしているので、アンティークの店主としては上塗りされた塗装の雰囲気とかにグッときてしまいます。
本来は天草方面まで行くんですが先を急ぐため、たったの10分で降り、再び熊本駅へ行って来い。
乗り継ぎの旅なんで、駅構内で再び列車を見ながらの駅弁昼食。
「鮎屋三代」というのが名物駅弁らしく、骨まで柔らかく炊かれていました。
その後、新幹線で鹿児島中央駅へ。
熊本も路面電車が走ってるということで、可愛らしい小ぶりな電車を眺めてから指宿へ向かいます。
1日目は指宿で一泊。
偶然にも、お部屋から列車を眺められるホテルでした。
2日目は指宿まで来た目的、「指宿のたまて箱」に乗り再び鹿児島へ。
これから大分の別府まで向かいます。
鹿児島でまた新幹線に。
乗り換えが続くんでこの日も駅弁を買い込み昼食に。
鹿児島といえばやっぱり黒豚なのかしら。
そして久留米で下車。 「ゆふいんの森」へ乗り換えます。
先頭車の眺望が良いということでの2列目の席が取れたんですが、最前列の優しいご夫婦が、乗務員の方に熱心に鉄道を語る息子の姿を見て、席を変わってくださいました♪
博多へ到着するまで前方の景色に釘付け。 どなたか存じませんが本当にありがとうございました♪
博多へ到着後、乗り継ぎ時間を利用して息子たちはスイーツのお店へ。父はshin-shinのラーメンをギリギリの時間でかきこみました(笑)。
博多出張の時はずっとラーメンを食べ歩いてるんですが、今回は子鉄の旅。
グルメより鉄道が優先されます。
別府までは通称「青ソニック」と呼ばれる特急に乗り換えます。
当の本人は乗車中にお昼寝してエネルギーを溜め込むんで、起きてる時は常に怪獣!状態です。
列車に乗るのが目的なんで、親としてはせめて温泉に浸かりたい!という理由で宿泊地は別府温泉。
海が目の前のホテルで、月明かりと朝日が昇る瞬間が部屋から望める景色の良いホテルでした。
最終日。
今度は通称「白ソニック」と呼ばれる特急で博多に戻ります。
途中アメリカ合衆国を通過し、
乗り換えて門司港へ到着。
最終日にしてやっと観光に。
といっても向かった先は「九州鉄道記念館」。
平日のガラガラの館内で、シミュレーターやミニ運転列車も貸し切り状態。
随分と楽しんだようです。
ご満悦の様子で記念館を後にして。
せっかくの門司港、船を見に行こうと言ったんですが、「電車と関係ないから行かない!」と反対され、しまいには門司港駅で駄々をこね始めてしまいました。
言い出すと聞かない頑固さは親譲りなんで諦め^^;
小倉まで戻り、最後の目的の列車を目指します。
これまでの旅程を、時刻表とにらめっこして考えてくれた嫁さんが最後に見つけたのは「ハローキティ新幹線」。
いったん山口県の徳山まで戻り、また博多へ帰ってくるという計画です。
山口には新幹線の工場、日立製作所があるそうです。
相変わらず先頭車から後尾車まで「探検」してます。
その後、スタート地点の博多まで戻り、やっと家路につきました。
3日間で合計22回の乗り換え!
親としては、好きなものにはトコトン没頭させたいという気持ちがあり、去年の富山旅行に続いて「鉄道だけの旅」に行きました。
まだコロナの影響が拭えない時勢柄ですが、鉄道は乗客数も少なく、指定席も出来るだけ離して入れているようでした。 宿では経済的に厳しい影響が続いてる観光地に泊まりましたので、検温その他もろもろ、バイキングも手袋着用とむしろ過剰なくらいと思えるほど徹底されてましたよ。
ちなみに電車について我が家のマナーとして、ホームでは「絶対に走らない」、「電車がいなくても黄色い線の内側にいる」、というのを徹底させてます。
親としても最近、線の内側にいる彼と電車を上手く撮影するアングル、というのが分かってきました。
この鉄道好きは、まだまだ当分続きそうです。。。
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丸三日かけてようやく終わりました。
畳をはがして材料を買いに行き ↓
計測して根太を張って(手伝いたい年頃の4歳に邪魔をされながら) ↓
断熱材を切って敷いて ↓
合板をねじ止めして ↓
最後は簡単にフローリングカーペットをしいておしまい ↓
久しぶりのDIYで、デスクワーク人間は少し疲れてしまいました。
物置と化していた部屋を子供部屋にしようと前々から計画してたんですが、ようやく実行。
この勢いで今年中にはもう一部屋やっちゃおうと思います。
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おいしい蕎麦が急に食べたくなって、休日は家族で恒例の出石へ行ってきました。
兵庫県豊岡市の出石町。
大阪方面から城崎へのツアーでは、お昼にこの出石に立ち寄ってお蕎麦を食べ、夕食は日本海のカニ、というツアーが良くあります。
でも(関西人あるあるかもしれませんが)お昼に蕎麦だけ食べに出石に行く方も多いようです。
我が家からは北へ向かって片道2時間。
ドライブとしてもちょうど良い距離感です。
出石のお蕎麦は小皿に盛られて出てきます。1人前5皿。
とっても美味しいので、大人の男性なら20皿くらいはペロリといけてしまいます。
息子が「コウノトリを見ながらアイスクリームが食べたい」と言うんで「コウノトリの郷公園」へ行こうとしたんですが「違う!!」とのこと。
彼が見たかったのはこちらのほうでした。
「特急こうのとり」
さすがウチの息子。
そして京丹後鉄道を見ながらアイスを食べてご満悦。
車の後ろにプラレールのレイアウトを組むだけあります。(遊ぶは停車中のみ)
この後はこれまたいつも通り「播磨屋本店」でおせんべいを買って帰りました。
いつも寄る「ドライブインいずし」がリニューアル「いずし堂」になってて「生そば」なるお店で出してるまんまの蕎麦が売ってたんで晩ご飯もお蕎麦。
家でも蕎麦&蕎麦湯を楽しみました。
JUGEMテーマ:こどもと一緒に♪
]]>店内にはいろんな広告があったり、メーカーから配給されるカップやグラスで飲んだり食べたり。
お店ごと持って帰りたくなりますが、そんなグッズのなか、ブロカントでこちらを追加しました。
これもメーカーから配られる、メニューを書き込むシート。
VITTEL
CHOCOLATS PETER&KOHLER
CHAMPAGNE MERCIER
ヴィッテル、シャンパン、ショコラのメーカーと、すべて未使用のものです。
カフェやレストランのメニュー表にこういうのが使われていたら、お洒落だな、と思います。
自分のお気に入りメニューを書いたり、パウチしてお店の日替わりミメニューを書くなんてのも良いかもしれませんね。
ぜひShopサイトでご覧くださいませ♪
]]>今回は新たにヨーロッパの大きなサイズの地図、イタリアの歴史地図、フランス各県の地図など。
1870〜1898年の古い地図を7点追加しました。
古い地図の魅力は何といってもその古い紙質。
ざらっとした手ざわりや、裏写りしてるシミなんかは現代の紙にはない風情が漂っています。
そしてグラビュールやエッチングなどで精緻に彫られた線や文字の細かさ。
近くで見ると毎回違った発見があり、ずーっと眺めていられます。
色付けはおそらくリトグラフなのでしょう。
せっかく地図が細かく描かれているのに版ずれがあったりして、アンバランスな所を見つけるのも楽しいです。
フランスの各県の地図には、その地域の歴史や景観、人物なども描かれていて大変味わい深い一葉となっています。
お気に入りの一葉、探してみてくださいね。
]]>それでもやっぱりデジタルでは味わえない、「絵」と一緒に楽しむ絵本CDをアップしました。(CDはデジタルですが…)
元祖!チルドレン・ボッサの名作が絵本になって帰ってきました。
ギターやヴァイオリンの音色にあわせる子供たちの歌声はいつまでたっても色褪せませんね。
ちょっと時期には間に合いませんでしたが、ストリングの響きが何だかとても暖かい
フランスの伝統的なクリスマス・ソング集です。
おチビちゃんたちのスキャットが不思議とカッコ良いお子さまJAZZ。
アントナン・ルシャールによるコラージュの不思議な世界がフランス民謡のエスプリと
溶け込んだ何とも味わい深い1冊と1枚です。
そのほかにも、魅力的な可愛い絵本CDをご紹介していますので
ぜひサイトでじっくり見て、聞いてみてくださいね♪
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少しずつですがWebショップでも随時ご紹介していきますね。
今回は以前にもアップした商品の続きです。
1920年から1936年まで発行されていた
モード誌『トレ・パリジャン - モード・シック・エレガンス』。
時代はまさに豪華なポール・ポワレから簡素なシャネルのモードへと移行していく過渡期。
私たちが憧れる当時のパリで発行されていた、1枚1枚ポショワールで描かれたファッションプレートです。
"REVEUSE"
"MIDZOU - Lanvin"
今回はランヴァンのファッションプレートも。
そしてボタニカルでは100〜200年前にベルギー、ロンドンで刊行されていた雑誌、植物画からの
リトグラフです。
可憐な花から華やかな色彩のものまで、手ごろなサイズなので、お部屋や廊下、玄関など
どこにでも相性が良さそうです。
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『ピアソラ永遠のリベルタンゴ』
ご縁のあるお客様がいて、お電話でピアソラのお話をしていたんですが。
そんな時、ネット検索してて偶然見つけて。
映画の存在は知ってたんですが、頭からはすっかり抜けてて
丁度神戸でやってるのを知り、嫁とデートがてら!?行ってきました。
ピアソラ関係といえば家にある本は2冊だけ。
ひと通りの事は知ってたけど、断片的な知識がこの映画でつながったように思います。
映画はドキュメンタリーで、ピアソラのインタビュー、コンサート映像、そして父を語る息子のインタビューが綴られていました。
ピアソラの音楽についてではなく、彼の人生に焦点が当てられたものなので、作品の理解にダイレクトに繋がませんが、ピアソラのお茶目な一面だとか、お父さんが凄い男前!やったとか個人的にも楽しめました。
あと気付いたこと。
普段、仕事しながら…何かしながら聞き流してしまっていた奏者としてのピアソラの演奏。
とってもクセが強いですね。
晩年になればなるほど演奏に固執し続けたピアソラの音は、彼の作品の中において孤高の美しさを放っていることに気づきました。
ジャズでも既存のタンゴでもなく「ピアソラ」という1ジャンルとして人々を惹きつける魅力がちょっと分かったような気がします。
分かったといえば、曲のタイトルに「鮫」や「天使」「悪魔」のワードが出てくるのも映画を観て腑に落ちました。
ご縁のあったお客様、K様に感謝感謝です。
]]>アンサンブル・アンティークのサイトページ。
3年前に一度デザインを変更したのですが、ひと昔前の感じだな〜と。
コンピューターの時代の流れは早いですね。。。
去年から少しずつ準備をしていましたが、新年が明けてようやく完成しました!。
商品構成にあわせてシンプルに使いやすく、商品の詳細画面が同じ画面内で確認できるようになりました(今更ですが・・・)
そして「お気に入り」登録の機能が追加。
SNSへのリンクボタンも使いやすくなりました。
カテゴリー分けも若干変更しました。ページ上部「カテゴリー」のボタンから色いろ探してみてください♪。
催事出店だけでなく、これまで以上にホームページでも、新着の古い「もの」たちをどんどんアップしていく予定です。
まだまだご紹介しきれていないアイテムもたくさんありますので。
新生【アンサンブル・アンティーク】を、これまで以上にご覧いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!
]]>
2019年最初のアコーディオン楽譜出展のお知らせです。
2019年1月27日(日)
開場 13:30
開演 14:00
入場無料
会場 エルおおさか地下1階 プチ・エル
(大阪市中央区北浜東3−14/06−6942−0001)
林原さんは私の師匠でもあるかとうかなこ氏に師事し、現在はPOPOGIというユニットで
精力的に演奏活動を繰り広げています。
アコーディオンはアコースティックと電子アコーディオンに長けていらっしゃり、ローランドのコンクールでは最優秀賞を受賞されるほどの腕前。
その林原教室の発表会でアコーディオン楽譜の展示をさせて頂く事になりました。
場所は地下鉄駅からもアクセスしやすく街中なのでぜひお気軽に足をお運びください。
お時間のある方はぜひ生徒さんの日ごろの成果を聴きに来てください。
またアコーディオンに興味のある方も、発表会は色んなジャンルの曲が聴ける絶好の機会ですので、どうぞお気軽に足をお運びください。
楽譜については、全ての在庫を展示できないので「この楽譜を見てみたい♪」という方は、事前にご連絡頂けましたらお持ちいたします。(1月25日までにご連絡ください:お問い合せにジャンプします。)
皆さまのお越しをぜひお待ちしております♪
]]>2019年もどうぞENSEMBLEをよろしくお願いいたします♪。
店主のお正月は両方の両親の所をはしご、ひたすら食べて!飲んで!の三が日を過ごしました。
そして先週末。
私の習っている教室の生徒さんを集めて「アコーディオンのための音楽理論ゼミナール」なる講習会を開きました。
以前から何かしらの集まりや打ち上げの席なんかでこういう事出来たら良いよねぇ、と話していて早や3〜4年。
今回やっと実現することができました。
場所はいつものレッスン場所近くの公民館。
午前から基礎講座を始め、午後は初級講座と音楽理論三昧の1日。
フタを開けてみると、すでに演奏活動を始めている卒業生の方や、以前師匠の所へ通っていた方など20名弱のお仲間が集合。
正月明け早々、皆さんホンマに意欲満々で集まって来てくれました。
内容は午前中は、スケールやインターバルのお話。
普段何気なく弾いているなかにも音の関係性、アコーディオンの土台とも言える「コード」を理解するための基本ポイントを押さえていきました。
そして午後は、午前中を踏まえた基本的なコード進行やコード同士の関わりあい、音楽を読み解く理論を曲例を交えて解説してきました。
音楽について皆さんそれぞれ違った背景も持っているので、どのあたりにレベルを合わせて話したもんかと年末からずっと色々と考えて準備した配布資料とともに聞いてもらいました。
解説している途中でも分かりにくい所では質問が飛び交い、休憩中も聞きに来てくれたりするんで1日中しゃべりっぱなし。
でも、音楽に対する皆さんの真摯で貪欲な好奇心がビンビンに伝わってきて、解説してる側もメッチャ楽しく過ごすことができました。
感想を聞いていると、なんとなくイメージしていたことが論理的に分かった、音楽的にアコーディオンの構造が機能的に作られていることが分かった、もっと踏み込んでみたい等思ってくれたようです。
その反面、用語を覚えるのが難しい、キャパオーバーで分からなかった等、こちらがもっと皆さんのレベルに合わせ準備すれば良かったなという所もあったようです。
有難いことに、アンケートでは「次回を期待しています!」「定期的に続けてほしい」etc.書いてもらってたんで、ご要望があればこれからもやっていければな、と思っています。
そして頭をフル回転させた後の気晴らし!新年会。
実はこの講座をする時にふと思いついた事があったので、日付を決めたんですが。
ちょうどこの日が、われら師匠の節目のお誕生日でした。
こちらも仲間の人たちが色々段取りを組んでくれて、とっても賑やかなAnniversary Partyとなりましたー。
(二次会はディープに天六の路上テーブルで)
]]>
彼の日本をテーマにした来日記念アルバムをアンサンブル・ミュージックでも取り扱い始めました〜♪
フランスのみならず世界各地で活躍するアコーディオニストManu Maugain。
マルセル・アゾラやダニエル・コランらとの共作に、これぞフランス・アコーディオン!の響きを受け継ぎながら、新たなチャレンジに精力的に取り組み、さらには後継者へ向けての教育者としても活躍しています。
本アルバムは2017年、待望の日本初来日を記念して収録されました。
日本では教則本で良く知られるマニュ・モーガンですが18曲『・帰ってきたツバメ』を除いてはソロで録音されており、アコースティックなサウンドが充分堪能できます。
2018年の今年は京都の『フランス音楽際 in 京都駅ビル』の演奏者として迎えられてたんですが、私はあいにくイベント出展と重なり聞きに行けず。
代わりに、と帰国前夜にウチの師匠がらみで集まった会で聞くことができました。
結果はもう凄い!のひと言。
1時間以上弾きっぱなしで、モーガン節というかミュゼットの神髄を目の当たり出来たメッチャ素敵な夜でした。
最後は師匠とのぶっつけのデュエット。
「緊張感がある」というより、二人の音楽の対話に身を委ねるような心優しくも楽しげなデュエットでした。
本CD、はこの夜のモーガンさんの演奏が思い浮かぶようなソロ演奏がメインとなっています。
本場のパリの第一線で活躍する音楽表現の見事さにぜひ耳を傾けてみてくださいね。
特にご自分でアコーディオンを演奏される方に、ソロ演奏がとても参考になる録音なのでおすすめです♪
]]>そして今週末は今年最後のイベント出店となります。
日時:12月1日(土)・2日(日)
時間:9:00〜16:00
会場:JRA阪神競馬場
兵庫県宝塚市駒の町1-1
入場料:200円(競馬場共通)
主催:手紙社・JRA阪神競馬場
当店も2013年の第1回目から出店させてもらって、はや5年!。
実店舗時代から懇意にしてくれるお客さまや、すでに何度もご来場頂いている蚤の市だけの常連さん。
地元ならではの方々と年に1度お会いできる毎回楽しイベントです。
古い楽譜はもちろん、古地図や天体図、古いフランスのカードなどただ今準備しています。
そして大好評「蚤の市限定」の古着やカバンも新着入荷しています!
今週末は掘り出し物を探しに一人でじっくり、ご家族・お友達と、ぜひお越しくださいませ!。
]]>今年で3回目となる、阪急うめだ本店でのアンティーク出展です。
日時:8月22日(水)〜8月27日(月)
場所:阪急百貨店 大阪うめだ本店 9階催場
時間:日〜木曜日:10:00〜20:00
金・土曜日:10:00〜21:00
最終日は18:00まで
今年は嬉しいことに、店主の大好きな紙ものや古本を扱ったお店の出展が増えました♪。
わがアンサンブル・アンティークでは15世紀の時祷書やグレゴリオ聖歌をはじめ、
1800年代のベートヴェンやパガニーニetc.の「クラシック楽譜」。
フランス、イギリスなどの「ボタニカル」のリトグラフ、絵本プラス絵本のような珍しい楽譜や
20世紀初頭のデザイン性あふれる楽譜など、まだWebショップに掲載で出来ていない新着品もご紹介いたします。
本日搬入してきましたので、残念ながら画像がありませんが会場でぜひじっくりとご覧いただけたら嬉しいです。
いつもご来場くださる方はもちろん、まだいらしたことのない方々もぜひお待ちしています!
]]>古い人間なのか、SNSの方がどうしても滞ってしまい。
先日お友達とそんな事をゴニョゴニョ話していて。
結果、またのんびりとブログも書いていこうという結果に至りました。
3月にブログを書いて以来、催事出店やアコーディオン楽譜の展示など
相変わらず出かけていますが、今回はENSEMBLE antiqueの新商品のお知らせです!。
以前よりお客様からのご要望の多かったヴァイオリンのアンティーク楽譜を5点追加しました。
発表会でも頻繁に弾かれ、ヴァイオリン愛好家に広く親しまれているフランスの作曲家ガブリエル・マリの小品です。
作曲当時の稀少な出版楽譜です。
超絶技巧で有名なパガニーニの「ラ・カンパネラ」の3楽章が入ったコンチェルトです。
リトグラフのエンボス跡が歴史を物語る1850年頃発行されたとても稀少な1冊です。
個人的に一番好きな作曲家のフォーレ。
チェロの演奏で有名ですが、こちらはヴァイオリン譜も入っています。
出版は作曲直後の1881年、フォーレ自身の編曲によるものです。
リストではなくサン=サーンスのほうです。
20世紀前後の出版で、作曲者自身によるピアノとヴァイオリンのための二重奏版となります。
華やかな美しい表紙に魅かれて思わず手に取ってしまったこちらの楽譜。
ドイツのFritz Baseltなる人物がピアノとヴァイオリンの二重奏のためにアレンジした楽譜です。
1900年頃のものとなります。
久しぶりにブログに戻ってきましたが、今後も「ENSEMBLE MUSIC」と「ENSEMBLE antique」の商品情報、その他個人的な事、音楽の事など書いていきますので、よろしくお願いいたします♪
店主
]]>にアコーディオン楽譜の展示でお邪魔してきました♪
今年で13回目になる九州で最大のアコーディオン・イベント。
福岡県は店主の母親が筑豊出身であったり、親友が住んでたりと良く出かける、大好きな土地です。
前のりで入った博多では、ホテルへチェックインするよりも先にラーメン屋さんへ一目散。
前に一度連れて来てもらった「博多一双」。
3時前というお昼ピークを過ぎた時間にもかかわらず行列が。
15分ほど並んで無事にありつけました♪。
その後チェックイン。
「交差点」の前夜祭ということで夜は関係者で集まったんですが、それまで少し時間があったのでちょっと観光。
山笠祭りが奉納される櫛田神社へ。
神社のすぐ近くにある「博多町家ふるさと館」へ立ち寄りました。
なんとなく知ってた博多の歴史や山笠祭りの事などお勉強。
小さいころから食べてたおせんべい「博多にわか」が何物かが分かりました♪。
これまた小さいころに見て以来の飾り山も見て、博多へ来たなぁと実感がわきました。
夜は九州の方々ともつ鍋屋さんへ。
東京などでお会いしているんですが、皆さんのホームでお会いするのは初めて。
店主の楽器のかかりつけのNENEROROさんやトンボ楽器さんとも一緒にわいわいと親睦を深めさせてもらいました。
当日は朝から大宰府へ。
そして会場入りしてディスプレイ。
トンボ楽器さんは楽器の展示と試奏会。NENEROROさんは出張リペアとペパニカの展示とロビーも賑やかです。
午前中は楽器解体講座と、いわつなおこさんのアコーディオンセミナー(500円とは安い!)。
そして午後からは皆さんの発表会。
恒例のようですが、うさぎのポルカ司会のもと(笑)、鹿児島や熊本など遠方からも集まったアコーディオンLOVERS♪の方々が演奏していきます。
アコーディオンを始めて〜1年の方もいれば、先生方も入り混じっての演奏。
緊張も伝わってきますが、なんだかアットホームな感じのなか皆さん登場。
なんか、ええわ〜って雰囲気満載の発表会でした(来年は参加もしてみたいな〜)。
演奏終了後は同会場内で親睦会。
あちらこちらで話が盛り上がり、興に乗った方々が楽器を弾いて雰囲気を盛り上げてました♪。
翌日は博多の友人と会い須恵三洋軒でラスト ラーメン(笑)
来年もぜひお伺いしたいと思います♪
]]>
やっとENSEMBLE MUSICでもアコーディオン用楽譜のデータ販売をはじめました。
といってもスタートは4曲だけですが、少しずつ増やしていきますのでよろしくお願いいたします♪
・茶色の小瓶
ご存じグレン・ミラーのスタンダード・ナンバー。
交互ベースが出てきますが、入門〜初級者の方のボタンの配置を覚えるために使えそうです。
・早春賦
中田章作曲の唱歌。
これからやってくる春へ向けてぴったりの作品。
こちらも入門〜初級者向けのアレンジです。
アコーディオンと一緒に皆さんでぜひ歌ってください♪。
レベルは中級程度で右手は単旋律、左手はベース音のみを使うので
特に左手の練習に良さそうです。
こちらもレベルは中級程度で、左手はベース音のみ。
リズミカルな曲は、リズムに乗って弾けますが、緩やかな曲はひとつひとつの音の表現が難しいですね。
いずれも運指番号はボタン式アコーディン用となっています。
お間違いなく。
そこまで難しいアレンジではないので、レパートリーにぜひ加えてみてくださいね。
聞きなじみのある曲で一音一音ごとに運指番号が書かれているので、、教室での練習曲にもぜひ使ってみてください♪
]]>やっと完成しました!。
前回のブログの続きで、底板の修理について。
新しく作り直した裏板を、ネジ穴用の角材を付け、補強しながら貼り付けます。
そして脚部分を取り外しできるようにとのご依頼。
もともと取り取り外しできるようになっていた跡がありました。
接着剤で固められていたので、全部外して穴埋めし
新たにハンガーボルトとオニメナットで机の脚のように脱着可能にしました。
そしてグロッケン部分の修理。
いったんすべて外して、ビビリ防止の糸を付け、下の毛糸も取り換えます。
それから本体から外れてしまった鍵盤も材料を作って取り付け直し。
作り直したアクションも全部組み立てて、見た目はほぼ完成なんですが・・。
まだ取付位置の加減で、打鍵してもうまく音が出ない部分があります。
それを付けては外しを繰り返して、イイ感じに調整していきます。
うまく音も出てほぼ完成!、という所まで来たんだけど、いざ曲を試奏してみるとまたまた支障が。
ほとんどの白鍵で、曲を弾くと鍵盤の奥がとなりの鍵盤に引っかかって沈んだまま戻ってこない事が判明。
真っすぐ上から打鍵すると問題ないんですが、鍵盤を押さえる力の向きが変わるとどうやら引っ掛かるよう。
鍵盤と本体の繋ぎ目が古くて緩くなってるのが原因のようです。
鍵盤を全部外すとなると大事だし費用もかさむだけなんで、いろいろ色々考えて〜。
…試行錯誤の結果、各鍵盤の間に薄いアクリル板を挟むことによってスムーズに動くようになりました!。
仕事の合間に修理を続け約3か月ほど。
音色も可愛く弾き心地もまずまずです♪。
(完)
【おまけ】
スカルラッティのソナタK.208前半部分を弾いてみました♪。
]]>
『第7回 JAA国際アコーディオンコンクール』
「上級の部」で出された課題曲の楽譜が入荷してきました。
Paulo Jorge Ferreira "PEQUENO CONCERTO"
参加者の方々はもう聴きたくない!、と思われるかもしれませんが(笑)
このリトル・コンチェルト、小品のなかに緩急色々と表現されていて
発表会などにもおすすめの1曲です。
テスト・ピースといってもレベル的には中級の真ん中くらいですので、
取り組みやすいのではないでしょうか。
そしてもう1作品。
世界のアコーディオンコンクールで登竜門ともなっている
"Coupe de Mondiale"(CIA)の2004年度のテスト・ピースです。
こちらはプロフェッショナル向けの作品。
アコーディオンならではの音楽的可能性が垣間見えます。
1,4楽章はともかく2-3楽章はベローシェイクのエチュードとして活用できそう。
デュナーミクやアゴーギクをベローシェイクのなかで豊かに表現したいものです♪
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年始は何とも愛らしい子ども用のピース楽譜です。
アンティーク楽譜 『ド レ ミ ファ−ピアノのためのワルツ』
ご紹介している多くの楽譜が凡そ20世紀前後に出版されたもの。
当時のフランスのやさしい色彩や色褪せた紙の雰囲気などが
今の私たちを魅了し、楽しませてくれます。
店主自身は最近子どもが出来てから
こちらの表紙のような可愛いデザインを見ると
胸がトキめいてしまいます(笑)。
皆さんもぜひお気に入りを探してみてくださいね♪。
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この際だから改めて自身で教則本を見直してみようと思い、
またボタン式アコを始める方の一助になるなら書き留めとこうという主旨のブログです。
相談を受けたお友だち。
鍵盤式もボタン式を弾いてるんですが、ボタン式に本腰を入れようと思ったみたい。
元々ピアノ弾きで鍵盤式もお上手なんで、左手はパス。
右手のボタンに特化した練習がしたいと。
メダール・フェレロの教則本と迷っていたけど、結局おすすめしたのがタイトルの教則本の第2巻。
(フェレロの教則本についてはまた改めて記します。)
この教本はアンドレ・アスティエ(1923-1994)とジョス・バセリ(1926-1982)の偉大なフランス アコーディオニストの共著。
第1巻は44ページと比較的ページ数が少なく、教則本を買った途端その分厚さでテンションだだ下がり…
なんてことはなさそう。
アスティエ / バセリ 教則本: 初級ボタン式アコーディオン・メソード 第1巻
右手は基本的なスケール(順次進行)の練習になっています。ハ長調のみ、後半で2オクターブまでになりますが、練習曲ではだいたい1オクターブ内で練習します。
左手はC,F,Gメジャーの基本3コードまでしか出てきません。
ただ後半は交互ベースやベース音での音階練習も出てきますので、入門の方は繰り返し反復練習しないとちょっと難しいかも。。。
ページ数が少ないので、ある程度凝縮された感じの1巻です。
続いて第2巻。
アスティエ / バセリ 教則本: 初級ボタン式アコーディオン・メソード 第2巻
ページをめくると、いきなり難しく感じるかもしれませんが、この巻を終わる頃には中級程度の作品は、ある程度弾けそうな濃い内容となっています。
音階練習
半音階
3度〜オクターブ、インターバルの練習
アルペジオ
トリル
同音連続
分散
そしてアコーディオンらしく、後半にアポジャトゥーラ(前打音)の練習もあります。
左手もベースラインでの練習、スケール、半音階と充実しています。
上記内容の練習曲と、「レクリエーション」(Recreation)と呼ばれる著者の作品のなかで、しっかりと練習していきます。
総合的にみると、教則本のセオリーを守った内容ですが、練習曲も歌謡的旋律よりも器楽的旋律に特化しているようで
上記パターンの練習に絞り込んでいる感じがします。
またアスティエ&バセリの教本では、右手には2通りの運指が付けられています。
3列で弾く運指と、4列目を使う運指が併記されています。
×印が付いてるのが4列目のサイン。
曲の難易度が上がってくると、4,5列目を使う方が弾きやすいケースも出てくるので、両方弾ければ良いですね。
慣れれば気にならないんですが、数字が多いんで始めはちょっと見にくいかも。
と、あくまで個人的な感想なんで、ご相談がありましたらお気軽にご連絡くださいませ♪
]]>ホッとして、在庫整理など慎ましくルーティンをこなしています。
それとこれまた慎ましやかに、トイピアノの修理を承っています。
今回のご依頼は、シェーンハット社製のグランドピアノ型トイピアノ。
37鍵で黒鍵も音の出る、思ったより大型のトイピアノです。
シェーンハットのロゴや譜面台の装飾など、本当にきれいな状態。
脚もしっかりと作られていて、子ども用のピアノとは思えないほど重厚さがあります。
中も丁寧に微調整された跡が見られました。
恐らく20世紀ではなく、1800年後半代に作られたものではないでしょうか。
シェーンハット自体は創設1872年なのでかなり初期のものだと思います。
でもやはり、経年のため状態は悪いです。
症状は鍵盤が外れている、鳴らない音がある、そして胴体の底板が割れている、というものです。
いったん全部分解して、胴体の修理から。
胴体の部品自体も割れているのと、底板もぽっかり穴が開いちゃってるんで作り直しです。
割れた底板を外すときに分かったのですが、胴体のカーブの部分の素材が木ではなく、
なんと「紙」で出来てます!
底板を貼り直しても元のように釘で止めるだけじゃ弱かろうということで、補強用の角材も切って
新しいパーツをウォルナットインクで塗ります。
足を取り外せるようにして欲しいとの次いでのご依頼もあり、切断面も塗り直しします。
この後、乾けば組み立て直します。
これと並行して、発音部の修理も。
こちらはアクションが全てペロンペロンに弱ってるし、出鱈目な修理跡もあり全部作り直し。
グロッケン部分も緩衝材の毛糸が切れ、釘とグロッケンの間の糸も擦り切れて無くなっているので、全て外して付け直す予定。
コツコツと一つずつ製作。
準備は整いました!。
(続く)
【おまけ】
これ以前にご依頼を受けていたミシェルソンヌの部品が割れているという事でこちらも再作成。
冬はレジンが固まるのにも時間がかかりますね。
失敗したくないので4日間寝かせて取り出しました。
こちらは取り付け後、調整してお渡し予定です。
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演奏活動15年目。
たくさんの楽曲を作ってこられたかとうかなこさん初の楽譜集です。
かとうかなこ L'histoire 価格:3,000円(税込)
今まで耳コピされたりした方も多いのではないでしょうか。
CDの『ひだまり』と『ナミダ・なみだ』から10曲が収められています。
・le ciel 〜空〜
・ひだまり
・あかね雲
・la plage 〜渚〜
・たまごんのうた
・お散歩に行こっ♪
・あんふぁん
・おばけのうた
・大地&楓
・春の風を呼ぼう
店主の師匠でもあるんですが、生徒さんも先生の弾きたい曲があっても
キチンとした楽譜があったわけではなかったので、今では皆さん重宝しています(笑)。
ちなみにレッスンでは、他の曲でもあまり楽譜は見ず、口伝とひたすら演奏を聴いて盗んでいきます。
かなこさんのあの何とも心地よいグルーヴ感は習うもんじゃなく、慣れるもんなんでしょうね。
憧れます♪。
タイトルの下には、どんなイメージで弾いたら良いか、大事な部分などキャプションを書いてくれています。
楽譜を読んでるだけでも楽しい、弾くと音楽する喜びがもっと溢れてくる作品を皆さんもぜひ奏でてみてくださいね♪
]]>アンサンブル・アンティークの秋の出展も後半に入ってきました。
日時:10月27日(金)〜29日(日)
時間:10:00〜17:00
(最終日のみ16:00まで)
場所:パルスプラザ
(京都府総合見本市会場)大展示場
京都市伏見区竹田鳥羽殿町五
料金:入場無料
今回はオペラの古いスコアやアリアの楽譜、絵本楽譜ではウィルビーク・ル・メールの絵本など、希少な書籍や時祷書、紙ものを並べるべく準備してます。
また、この季節は京都の紅葉も一緒に楽しみにして来られるご来場者も結構いらっしゃいます。
3日間開催してるので、皆さまもぜひお越しくださいね。
いつものブースNo.84A でお待ちしています♪
]]>あいにくの天気もなんのその、屋内でのフェアは盛況の3日間で終わりました。
去年から定位置のブースで出ているのせいか、来場者の方も覚えていてくれるようで、よくお声をかけてくれるようになり、また違ったお気に入りを見つけてもらってます。
お隣のブースや近所のブースの出店者さんもすでに顔馴染み。
合い間でマダムがお菓子をくれたり、トイレに行くときは店番をしてもらったりで感謝感謝です。
新宿では、アンティーク楽譜はもちろんですが、特に最近はグレゴリオ聖歌や時祷書に興味を持ってくれる方が増えてきたように思います。
[Sold out, Merci!]
お客様と羊皮紙の事やカリグラフィ、ミニチュアール、写本の話など一緒にしながら私も改めて眺めていると、新たな美しさに気づいたり、あっという間に幸せな時間が過ぎていきます。
『第33回アンティークフェアin新宿』は毎年5月と11月に開催されています。
都庁のすぐ隣でアクセスも良いと思いますので、まだ来られたことのない方も、来年はぜひお越しくださいませ。
次のアンティークでの出店は来月の『東京蚤の市』。
こちらはブース場所も広いので、どっさりお持ちしますのでお楽しみに!。
]]>アコーディオン楽譜の展示販売をさせてもらいに行きました。
今年で29回目という老舗の合同発表会です。
台風接近を心配しながら、朝いちばんの新幹線で新神戸から東京へ。
10時前に会場の板橋区立グリーンホールへ到着。
今回は、先日の楽器解体講座でお世話になった音楽センターの加藤さんと同じ机で展示です。
関東アコの発表会はコンクール形式となっていて、アンサンブル部門と独奏部門が隔年交代で開催されます。
そして今年は「独奏部門」の年。
それぞれ、「ジュニア」、「シニア」、「初心者」、「一般中級」、「一般上級」と参加部門が分かれています。
これらが1日を通して、1階と2階の会場で行われました。
中に入って聞きたいのはやまやまなんですが、お仕事なので会場から漏れ聞こえてくる演奏でガマン。
楽譜展示をしてて色んな発表会にお邪魔できるんですが、
実際に演奏を聴くことができない場合が多く、私としてはここが唯一悲しいところです。
それでも展示販売では、ここ最近Webショップで購入してくださるお客様が声をかけて下さったり、お会いできる方々が段々と増えてきました。
ようやくWebと展示販売がリンクしてき感じで嬉しく思ってます。
さらには、会場でアコ好きの仲間や、関係者の方と再会できるのも楽しみになってます。
審査発表が終わる最後までいたかったのですが、段々と関西に近づいて来てた台風が心配だったので、17時には撤収。
にも拘わらず帰りの新幹線は、新神戸まであと一駅!の新大阪駅でストップ。
しぶしぶ新幹線を乗り捨て、地下鉄〜阪急で神戸まで戻って来たんですが、最後に乗る神戸電鉄もまさかの運転取りやめ!。
どうしようもなく、神戸の実母の家で泊まって帰りました。
長〜い1日でしたが、新たに声をかけて下さる方も多く今回お邪魔した甲斐がありました。
実行委員の皆さま、参加者の方々、ご来場の方に感謝いたします。
ありがとうございました。
さて来月はいよいよJAA国際アコーディオンコンクール&記念コンサートです。
楽譜の展示販売は、10月8日は新宿区立角筈区民ホールで、9日は新宿区立四谷区民ホールで行います。
またお知らせしますね。
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ご来場、お買い上げ頂いたたくさんのお客様ありがとうございました。
そしてご注文をお待ち頂いていたネットショップのお客様にも、
ご協力感謝申し上げます。
福岡はプライベートで年に1回ほど行くんですが、出展では初めて。
どうなる事やらと思いましたが、火曜日に無事関西に戻ってきました。
ご注文の対応や、明日からの楽譜展示販売準備などで、気が付けばもう土曜日。
有難いことにバタバタしています。
面白いことにデパートの出展は期間が長い分、周りの出展者さんと
妙な連帯感が生まれてきます。
10時間以上ブースに立ってる間、ピーク以外の時間におしゃべりをして
情報交換をしたり、プライベートな話で盛り上がったり。
終わってから一緒にご飯を食べにも行き仲良くなったりします。
博多の駅前だったけど呼子のイカを食べたり、ラーメン食べたりと、
九州の味を楽しんできました!。
さてさて、明日からは東京でアコーディオン楽譜の展示販売です。
2017年9月17日(日)
開演10:00〜18:40(終了予定)
場所:板橋区栄町36−1
会場:板橋区立グリーンホール
入場料:1,000円(楽譜販売利用のみは無料)
主催:関東アコーディオン演奏交流会実行委員
今回初めてお邪魔する合同発表会です。
いつもと違う会場を使われるそうで展示販売ブースが狭いのですが、
人気のあるアコーディオン楽譜を、ロビーのブースにめいっぱい置けるだけ持っていきます。
会場では朝から夕方までず〜っとアコーディオンの音色が響いています。
台風の影響が心配ですが、お時間のある方はぜひいらして、
アコーディオン話で盛り上がりましょう!!
]]>気が付けば先々週の週末でした。
悪天候のなかご来場くださった皆さま。
そしてお買い上げ頂きましたお客様、本当にありがとうございました!
会場奥の、なかなか分かりにくいブースでしたが、ホームページを見てからご来場くださったり、
『東京蚤の市』でいつもお買い上げ下さる方など、初めての開催でしたが、雨風をしのぎながら楽しく出店させて頂きました。
次の『東京蚤の市』は、おなじみの調布で11月4〜5日です。
次回も「掘り出し物」担いで行きます!。
そして先週末。
バタバタしてブログでお知らせしてませんでしたが、一週間、梅田阪急で『素晴らしき時代マーケット』に出展しておりました。
こちらは会期が6日間と長いので、ゆっくりとアンティーク楽譜をお選び頂いたり、今回初めてお目見えしたウィルビーク・ル・メールの古い楽譜絵本や、マット入りのプレートなど、紙もの・音楽を通していっぱりしゃべり倒しました(笑)。
ご来店の皆さまにお礼を申し上げます♪。
で、来週ですが、また『素晴らしき時代マーケット』なのです。
今度は博多で!。
九州は初出展・遠征なのですが、今回のテーマが「音」と「光」ということで、どど〜んとチラシにENSEMBLE antiqueの商品も載せてもらいました。
素晴らしき時代マーケット(福岡)
日時:9月6日(水)〜9月11日(月)
場所:博多阪急 8階催場
時間:10:00〜20:00
最終日は18:00まで
そのほかにも、音楽にちなんだ商品をいっぱい持っていきますので、お近くの方は
ぜひご来場くださいませ。
…とその前に、明日からアンサンブル・ミュージックの方で、大阪の堺市で毎年開催されている
「第42回 西日本アコ仲間の集い」の合宿へ行ってまいります。
去年は参加者としても行ったのですが、なんだか販売・演奏もどっちつかずだったので、今年は楽譜展示のみでの参加です。
ほかにはトンボ楽器さんや、ネネロロさんの楽器修理も同じように並ぶ予定です。
どうぞよろしくお願いいたします♪
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来週末は「東京蚤の市」のサマー・バージョン『真夏の東京蚤の市』の開催です。
日時:8月19日(土)12:00〜20:00 会場:大井競馬場 入場料:600円(小学生までは無料) 主催:手紙社 |
古道具に古書、古着など掘り出し物に加えて、「東京陶器市」「東京焼菓子市」「東京てぬぐい市」など
手紙社さんも色々と趣向を凝らして1日中楽しめる催しになりそうです♪。
ENSEMBLE antiqueのブースは76番。
フランス、ヨーロッパの珍しい紙ものと、前回の東京蚤の市よりも古着などもヴォーリューム・アップして持っていけるようにただ今準備してます!
盛りの夏を皆さんと一緒に楽しみたいと思うので、ぜひご来場くださいませ。
絶対にビールが旨い!に違いありません(笑)。
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日本でもご存じの方が多いでしょうが、度々来日しているラース・ホルム氏の楽譜が入荷してきました。
スウェーデン出身のラース・ホルム氏。
詳細は、懇意にいて頂いてるイケベ楽器さんのホームページにインタビュー記事がありますので、ぜひそちらをご覧ください♪
まずは練習曲集。
1970年代にスタンダード・ベース用、フリー・ベース用にそれぞれご自身が監修・編曲した1巻2巻が合冊になっています。
合冊本のため、お値段が若干しますが、それ相応のお値打ちです。
特にアンサンブル用に書かれた曲が多いので、友達同士、または教室できっと役に立つのではないでしょうか。
そして合奏曲のピース。
どれも各パート自体はそれほど難しくないですし、舞台映えのする作品ですのでぜひ皆さんで合わせてみてください♪
]]>この商品開発者の方と出会いまして。
実際に使ってみて、これは便利!ということで
アンサンブル・ミュージックのサイトでも取り扱い
させてもらうことになりました。
ネーミングからして用途は一目瞭然!
すごく便利な 音楽雑貨もののご紹介です。
どんなに折り目を付けても、めくれてしまう楽譜ってありますよね。
「おさえま譜」はピアノ、電子ピアノ、譜面台などに取り付けて使用します。
本のページが勝手にめくれないようにバネで押さえます。
ということで、実際に使ってみました。
画像の譜面はサラベール社のサティ『ピアノ・アルバム』。
288ページもある分厚い譜面です。
[クリックで拡大]
[クリックで拡大]
これだけ分厚い楽譜でもしっかりとホールドしてくれて
勝手にパラパラとならないです。
[クリックで拡大]
この商品が良いところは譜めくりができる所。
慣れれば曲の途中に、あいた手でペロンとめくって
スムーズに丸い先端に滑り込ませられます。
[クリックで拡大]
ピアノの場合、付けたまま忘れてフタを閉めても、ゴム素材なんで
傷が入ることがありません。
譜面台でも使え、特にオケや吹奏楽の方などはスコアを読むときに
役立ちそうです。
[クリックで拡大]
ポケットスコアの時も、押さえバネを長めに調節して使えます。
ちょっとしたことですが、例えば扇風機の風だったり、
吹奏楽の方などは屋外で演奏されることも多いと思います。
ペラペラめくれてしまう楽譜。
「おさえま譜」でぜひ押さえてみてくださいね♪
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遠くは九州から今日のために参加した方々もいて、昨年よりもぐっと出演数も増え、30台以上のアコーディオンが響き渡った合同発表会でした。
曲種は邦楽からミュゼット、クラシック、タンゴ等々…、幅広いジャンルの曲で皆さんそれぞれの成果を舞台で披露されました。
特に思ったのは、去年よりフリー・ベースの楽器で出られた方が多かったこと。
アコーディオンのためのコンテンポラリー作品を流麗に弾いていらっしゃいました!。
最後は、ゲストの原田忠さん(シャカリーマン)の演奏で絞めに。
会場中が盛り上がりが頂点に達してました。
お陰様で、楽譜を展示したアンサンブル・ミュージックのブースも
休憩時間には大賑わい!
1年ぶりにお会いする来場者、出演者の方々と楽しく過ごさせてもらいました♪。
そして発表会終わりの懇親会!
色んな教室の方が「アコーディオンが大好き!」というただそれだけの気持ちで集まってる発表会なので、
懇親会も日ごろ会えない人同士、お互いの親睦を深める和気あいあいとした打ち上げでした。
原田さん、打ち上げでも弾いてくれました♪
年々、盛況になっていく「JAPCアコーディオン夏祭り」。
来年は同じ場所の大きいホールを借りる予定だそうで。
益々楽しくなりそうな発表会で、来年も楽しみです^^。
]]>「楽器解体講座&身体から視るアコーディオン演奏講座」へ行ってきました。
午後から始まり、前半は新宿の音楽センターでアコーディオンの修理などされてる加藤さんによる楽器解体講座。
後半は松原先生自身による、演奏時の姿勢や身体の使い方の公開レッスン。
夕方までたっぷり楽しんできました。
実は先日、アンティークで新宿出店の際、音楽センターで加藤拓也さんにお会いしました。
色々とお話をしたんですが、物腰の柔らかい優しいトーンのなかにアコーディオンに対する熱意のこもった、これからのアコーディオン文化に意欲的な方です。
その彼の楽器をもっと知ってもらおうという「楽器解体講座」は、修理・調律師ならではの講座です。
胴体2つと蛇腹部分の3つに分かれたパーツについて、それぞれ教えて頂きました。
リードブロックの構造
自分の楽器では絶対触れないリードプレート
右メロディ側は、調律してもらう時に良く見るんですが、左側については、実際に目にしたことがなく、ボタンの下に隠れている部分は説明を聞きながら理解していくのがやっとの、超!複雑な構造。
学生時代に取ってた「ピアノ構造論」の授業を思い出しました。(グランドピアノの分解を学生だけで!やっちゃう授業)
左手ボタンの下側。複雑なからくりが隠れています。
インターネットで楽器の中の画像を見たりして、知っているつもりではいたんですが、実際に目にしながら説明を聞くと、改めてアコーディオンが精密な楽器やなぁ、と非常に良く分かりました。
色々と教えてもらっている間、松原先生がアシストされてたんですが、お二人のやり取りも絶妙に面白く、あっという間の時間でした♪
後半は3名の受講生の方からの質問の形式で、主に演奏する際の身体の使い方や姿勢についての講座でした。
(こちらは撮影no good)
アコーディオンは楽器を胸に抱えながら、鍵盤の上から下まで腕を移動して演奏する楽器です。
さらに左手はフレージングやアーティキュレーションなど蛇腹の操作までしなくてはならないので、構える姿勢や重心の移動、腕関節の向きなど、ごく微妙な違いで弾き難くなったり、弾きやすくなったりします。
私自身も練習している時、上手く指が回らない場所や、蛇腹でのフレージングが自然にできない時は、大抵指先ばかりに集中して腕・肘の角度がおかしかったり、体幹がずれてたりと身体の動きが自然じゃく、無理してる事が多いです。
逆に言えば、身体を上手に使えれば、良い演奏に直結するということ。
今回の講座も、同じように悩みを持ってらっしゃる方へのアドヴァイスに答えるといセミナー形式で行われました。
身体に合わせた背バンドの長さや、ベルトの位置。
腕・肘・手首・指の使い方。
蛇腹のを開くときの意識、閉じる時の感覚。
さらに開-閉動作の際の意識などなどたくさん!
自分にも当てはまる所がいっぱいだったのでメモしながら聴講しました。
また先生自身の経験も踏まえながら。
例えば背中の止めバンドですが、松原先生も、1本、2本、3本!と長年試行錯誤したようですが、現在は背中の止めバンドなしで演奏してらっしゃいます。
繊細で緻密な音の表現を叶えてくれるが故に、精巧に作られているアコーディオン。
扱い方(楽器おの取り扱いも演奏時の扱い方も)次第で、自然な身体の使い方で、長〜く付き合える楽器だと思います。
講師のお二方とも、定期的に色んな場所へ赴いて今回のようなセミナーを開いてるそうです。
どんな楽器を買おうか迷ってらっしゃる方、自分が毎日使っている楽器の中身がどうなってるか全然知らない方は、ぜひ「解体講座」へ!。
アコーディオンを弾いてて、身体の不調のある方(例えば腰痛・肩こり)、演奏表現に伸び悩んでる方は「身体から視る演奏講座」をかなりヒントがもらえると思いますよ♪
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2017年7月22日(土)
開場11:30 開演12:00
場所:東京都荒川区東日暮里5-50-5
会場:日暮里サニーホール コンサートサロン
主催:JAPC日本アコーディオン振興協議会
入場無料
今年もいよいよ来週開催となりました!。
参加する演奏の方はこの土日が追い込みなのでしょうか?。
聞くところによると今年は去年より参加される方も
どーんと増えて、盛り上がりそうな予感がします^^。
どんな曲が聞けるのか、皆さんの演奏楽しみにしてます♪
そして今年もアンサンブル・ミュージックは楽譜の展示で
お世話になります。
今回は少し広めの場所を使わせてもらえそうなので、
実際に楽譜を手に取って、じっくご覧頂けそうです。
私自身は朝から会場入りしてるので、
色々と見てみたい方は、少し早めにいらっしゃった方が
ゆっくりとお選び頂けるかと思います。
楽譜についてご相談などありましたら、
前もってメールでも受け付けています。
お気軽にご連絡くださいね。
会場はJR・京成 日暮里駅前より歩いてたったの2分。
皆様のご来場をぜひお待ちしております♪
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その構図の面白さと可愛らしさから根強い人気のブーテ・ド・モンヴェル。
布装丁で金彩でエンボスされた表紙。
リトグラフの所どころかすんだ、淡い色彩。
時を経てきた雰囲気が一冊ごとに違っていて、フランスの古き良き時代のモノづくりの丁寧さが伝わってきます。
前回の買い付けで見つけたM.M.フラン=ノアンが手掛けた童謡集。
1879年生まれのフラン=ノアンのデッサンは、はっきりとした輪郭を持ちながらも繊細なタッチで描かれ、どこをあけても、とても愛くるしいイラストが綴られていて、ページをめくるたびに微笑まずにはいられません。
ちなみに彼女の絵本は、これら童謡集のほかにも『絵で見るアルファベット Alphabet en images』(1933),『遊戯 Jeux』(1933),『お話と絵本 Contes et Images』(1939)などなど、多くの作品を残しています。
]]>出店します!
日時:6月30日(金)〜7月2日(日)
時間:10:00〜17:00
(最終日のみ16:00まで)
場所:パルスプラザ
(京都府総合見本市会場)大展示場
京都市伏見区竹田鳥羽殿町五
料金:入場無料
ENSEMBLE antiqueはブースNo.84A。
いつも通り、古い紙ものや楽譜、
特に今回は古いポストカードやデザイン画などたくさん!
実際にご覧いただけます。
週末のお天気がイマイチですので、屋内でゆっくり
アンティークにどっぷりと浸れる会場に
ぜひご来場ください♪。
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アコーディオンの音色自体がやっぱり、オルガン作品との相性も良く(管楽器とリード楽器の違いこそあれ)
バロック、古典派の作品のトランスクリプションが多いような気がします(あくまで個人的意見ですよ)。
スタンダード・ベースでは困難だったポリフォニー作品を、ほぼ原曲通りの音で弾けるようになり、オルガンのストップの如くレジスターで音色を変化させることのできるフリーベースは、「ひとりオーケスラ」ならぬ「持ち運べるオルガン」(ポータブルオルガンは別の楽器)。
そして現代音楽。
当店でも最近、作曲家によるアコーディオンのオリジナル作品を意欲的に取り扱っていますが、一方でアコーディオン以外の現代曲でも、編曲された楽譜や、アレンジしてこの楽器で弾くと面白いんじゃないかという楽譜も取り上げています。
例えばジェルジュ・リゲティ。
リゲティのピアノのための全11曲からなる作品。
オリジナルはとても面白い技法を使っていて、第1曲から使える音を一つずつ増やしていき、第11曲では12音の全てで作曲されています。
それからアルヴォ・ペルト。
『ティンティナブリ様式』として知られる彼の作品は、ルネサンス、バロックの宗教曲やそれ以前の合唱音楽にルーツを持つ、余分なものが削ぎ落された、極めて簡潔な書法に特徴があり、作曲家の沈思黙考ともいえる美しさを有しています。
《断続する平行》はオルガン独奏のための作品ですが、作曲者自身もリコーダーアンサンブルやピアノ連弾に編曲してるので、アコーディオン演奏で新たなる作品の地平を模索してみてはいかがでしょうか。
最後にフランスの若手オルガン奏者で作曲家のジャン=シャルル・ガンドリユ(1982-)。
アコーディオンとオルガン作品の相性と冒頭に書きましたが、こちらはアコーディオン&オルガン・デュオの作品。
ポリリズムによる独特の浮遊感を持ち、2つの楽器の響きが交互に織りなすテクスチュアの妙が美しい作品です。
アコーディオン・デュオで演奏しても良いですね。
そしてオルガンのための作品。
《Pieces minimalistes pour la liturgie op.41》
『典礼のためのミニマリスト作品集』とタイトルの通り第3曲《ドルチェ 〜 アルヴォ・ペルトへのオマージュ》と、第5曲《トッカータ 〜 フィリップ・グラスへのオマージュ》にとミニマル・ミュージに類型される作曲家の副題が付されています。
以上の作品は現代音楽といっても、リゲティようにリズミカルな曲が含まれるものや、ペルト、ガンドリユのように簡素で禁欲的な書法からくる理知的な深さのある美しく慣れ親しみやすい音楽です。
唱歌やミュゼット、アイリッシュをアコーディオンで弾くのも楽しいですが、一方で楽器の持つ新たな魅力を引き出してくれる作品を今後もお取り扱いできればと思います。
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『じゃばらいぶvol.5』での展示が終わりました。
今回はロビーではなく、会場の中の一番後ろに楽譜を
並べさせてもらいました。
リハーサルからお邪魔させてもらったんですが、
朝から真剣な雰囲気が漂い、緊張感がこちらまで伝わってきます。
しかしながら本番は、初参加の方も初めてとは思えないほど
堂々とした演奏をされていました。
去年は他のイベント出店で聞きに来れなかったのですが、
友人のKさんがメッチャ上達していて、
1曲1曲を大事に弾いていかないといけないな、と感嘆しきり。
ソロ最後のSさんは、僕も大好きな曲のひとつ
パッヘルベルの「シャコンヌ ヘ短調」をフリーベースで
弾いてくれました。
それぞれのヴァリエーションが一つ一つ表情の変化を付けられていて、
音の波に気持ちよく、感動的に揺られる素晴らしい演奏でした。
最後は松原先生がやってる教育用アコーディオンの
合奏アンサンブル「tutti」の昭和歌謡演奏。
会場みんなの手拍子と一緒に「お祭りマンボ」で賑やかな
エンディングとなりました。
楽譜の展示の方はというと、午前中は生徒さんに手に取って頂き、
開場後は、いつも当HPを見て頂いてる方や、ビバ・アコでもお会いしている
方々、今回初めて当店を知って頂いた愛好者の方などとお話ししながら。
演奏終了後も、たくさんの来場者の皆さんに実際に楽譜をご覧になって頂きました♪。
皆さん本当にありがとうございました!。
次のアコーディオン楽譜展示は東京。
7月22日(土)「JAPCアコーディオン夏祭り」となります。
また日が近づきましたらお知らせしますね。
P.S.発表会などで楽譜展示をご希望の教室は、こちらまでご連絡くださいね。
]]>松原智美先生の教室の発表コンサート。
2017年6月10日(土)
開場13:00 開演13:30
会場:プチ・エル
大阪府労働センター エルおおさか内 地下1階
出演:松原智美アコーディオン教室生、講師・松原智美
ゲスト:合奏楽器アンサンブルtutti! 特別編成版
入場無料
昨年は他のイベントと重なってしまいお邪魔できませんでしたが、
今年は楽譜展示をさせて頂けることになりました。
教室単位での発表会の楽譜展示は、店主の師匠・かなこ先生の
教室発表会だけでしたので、今回が初めてです。
生徒さんの発表コンサートですので、入場は無料。
大阪市中央区とアクセスも良いです。
本番は13時からですので、少し早めに来てぜひ楽譜を探してみてくださいね。
松原先生の生徒さんにはフリーベースの方もいらっしゃるので、
フリーベース用の楽譜もお持ちします!。
10日土曜日は皆さん是非いらしてくださいね♪
]]>無事2つとも終了しました。
『アンティークフェアin新宿』は3回目の出店。
東京に行く直前に、息子の風邪が移ったようで
体調はイマイチでしたが、お馴染みのお客様も
いらっしゃって下さり、また周りのブースの皆さん
ともしゃべりしながら、楽しく3日間を過ごしました。
お客様には、今回の目玉だった20世紀初頭のオペラ座の
とても貴重な衣装の原画デザインや、1850年代出版のクラシック楽譜、
そのほか色んなお気に入りを見つけてくださったので、
次回もさらに楽しんで頂けそうなアイテムを厳選して
持っていきたいと思います。
次回は10月6〜8日(金〜日)。
また日が近づきましたらお知らせします。
で、こちらも3度目の参加となる『ビバ・アコーディオン』。
店主の相方がヘルプとして行ってきてくれました。
帰ってきてから話を聞くと、搬入から皆さんに親切にして頂いたそうで、
アメちゃんをいっぱいもらって帰ってきてました♪。
今回は準備する時に「搬入しやすく、ディスプレイしやすく」
を考え、相方もポップを作ってくれたりと、
その甲斐があり「すごく見やすくなったね〜」、
「今までよりキレイに並んでるわー!」と、
見て頂く方に褒められ、楽譜が選びやすかったようです。
この場をかりて、実行委員の皆さま、同じ出展ブースの方々、
楽譜を選んで頂いた来場者の方にお礼を申し上げます。
ありがとうございました!
こちらのアコーディオン楽譜の展示は、次回は6月10日(日)、
松原智美教室の発表会「じゃばらいぶ」となります。
ご案内はまた改めて。。。
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西日本随一のアコーディオン・イベント。
第31回『ビバ・アコーディオン』
5月28日(日)10時30分〜16時30分
大阪狭山市文化会館サヤカホール 小ホール
入場無料
今年は会場が変わり狭山市で開催されます。
毎年、大勢のアコーディオン・ラヴァーズが
ソロ、アンサンブル、合奏で様々なジャンルの
音楽を奏でる合同発表会です。
そして今年も、アンサンブル・ミュージックは
アコーディオン楽譜の展示販売をさせて頂けることになりました♪。
NENEROROさんの出張楽器修理のブースもあります。
まだ来場されたことのない方も、
今年こそ聴く、見る、奏でるイベントを楽しみに来てみてくださいね。
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日程:5月26〜28日(金〜日)11:00〜18:00(最終日のみ17:00)
会場:新宿第一生命ビル(都庁の隣あたり)
・新宿駅 /JR・小田急・京王・地下鉄 (徒歩約10分)
・地下鉄大江戸線都庁前駅/E4出口 (徒歩約2分)
・地下鉄丸ノ内線西新宿駅/A7出口 (徒歩約5分)
入場料:無料
西洋アンティークが中心のフェアです。
大きな会場を回るのは疲れる…、という方向けの
程よい会場の広さ。
(過去開催の様子)
今回は144の出展者さんのブースが並びます。
ENSEMBLE antiqueでは、19世紀半ばのショパンやモーツァルトの楽譜、
ドビュッシーやフォーレの初版楽譜など貴重な楽譜を展示予定。
また20世紀初頭のオペラの原画やバレエのスコアなどもお持ちします。
シャンソンでは、探してきたばかりのゲンズブールやバルバラの古い楽譜、
グラフィックな楽譜表紙、ジュール・シェレの描いた表紙の楽譜なども。
そのほか、20世紀前後の雑誌やファッション誌、ボタニカルetc.
珍しい紙ものを持っていきます。
ぜひお立ち寄りくださいませ♪
]]>今年も大盛況のうちに春の蚤の市が終わりました。
1日目はあいにくのお天気でしたが、
紙ものブースのENSEMBLEantiqueは屋根の下で
雨から商品も守れて、安心でした。
最近ではホームページを見てくれているお客様も多く
いらっしゃってて、掲載商品を尋ねてくださる方も随分と
増えてきました。
掲載してるのに、すっかり出し忘れてた商品を教えてくださったり(笑)。
今回はこれまでにも増して、「古い紙もの」をどっさり!持っていき
お客様も色んな紙ものとの出会いを楽しんでくださったみたいで、
有難い限りです。
それと、の昭和レトロな古着(イベントのみで販売)に加え、
懐かしくも可愛いデザインのバッグもお持ちしたのですが、
こちらは1日目でほぼ完売!。
次回へ向けて頑張ってセレクトしていきますね。
次回のイベント出店は来週末の『新宿アンティークフェア』。
一生懸命、車を運転して東京に伺います。
また日が近づきましたらお知らせします♪。
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今年最初の『蚤の市』が始まります!。
日時:2016年5月13日(土)9:30〜18:00
14日(日)9:00〜17:00
会場:東京オーヴァル京王閣
東京都調布市多摩川4-31-1
入場料:500円(小学生までは無料)
主催:手紙社
ENSEMBLE Antiqueのブースは『45番』。
昨年の秋と同じ場所に出ます。
先日買い付けで仕入れてきた古い「古い紙もの」や
「古い楽譜」をどっさり! 持っていきます。
そして、これも好評な「昭和古着」。
これからの季節にぜひ着たいシャツや、
涼しげなワンピースに加えて、
レトロなデザインが可愛い「バッグ」も
ズラッと並びます♪。
いつも出会える常連の方から、
まだ『東京蚤の市』を経験されたことのない方まで。
みなさんお待ちしています♪。
]]>そして今年は『スターウォーズ』初公開40周年だそうです。
そんな事とは露知らずでしたが、
楽譜『アコーディオンのためのスターウォーズ』を追加しました。
スタンダード・ベースで弾ける曲集です。
・ アクロス・ザ・スターズ (「クローンの攻撃」愛のテーマ)
・ 酒場のバンド (エピソード4 / 新たなる希望)
・ 運命の闘い (エピソードワン/ファントム・メナス)
・ 帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)(エピソード5 / 帝国の逆襲)
・ ルークとレイア (ジェダイの復讐)
・ レジスタンス・マーチ (フォースの覚醒)
・ フォースが共にあらんことを (エピソード4 / 新たなる希望)
・ レイア姫のテーマ (エピソード4 / 新たなる希望)
・ レイのテーマ (フォースの覚醒)
・ メインテーマ (エピソード4 / 新たなる希望)
・ 王座の間(エンドタイトル) (エピソード4 / 新たなる希望)
・ ヨーダのテーマ (エピソード5 / 帝国の逆襲)
メインテーマはもちろん、スターウォーズを見ない人でも
知っているジョン・ウィリアムスの代表曲が
ソロ・アコーディオン用にアレンジされています。
左手が飛ぶ所もありますが、♭♯3つまでのキーで書かれているので
弾きやすいのではないでしょうか。
スターウォーズ・ファンでも、そうでない人も
ぜひレパートリーに加えてみましょう♪。
#スターウォーズの日 #アコーディオン #楽譜
]]>シャンソン歌手といえば「エディット・ピアフ」。
彼女のレコードに録音される際に出版された
当時の楽譜などをENSEMBLE antiqueに12冊追加しました。
ここでは表紙とともに曲を一部合わせてみました。。。
『バラ色の人生』と二分する代表曲『愛の讃歌』(1949年出版)
アコーディオニストも良く弾く、『群衆』(1958年出版)
パリを恋い焦がれる恋人のように擬人化して歌う『パリ』(1949年出版)
場末の女とアコーディオン弾きが歌われる『アコーディオン弾き』(1945年出版)
歌詞の内容が描かれた表紙 『いつかの二人』(1956年出版)
そのほか『パダン・パダン』や『哀れなジャンの歌』etc.載せています。
ぜひご覧くださいませ♪。
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訪れたかった場所へ、1か所だけ立ち寄ってきました。
そこはミュゼット発祥の地ともいえる『ラップ通り』。
19世紀後半、パリへと出稼ぎにやってきた
オーベルニュの人たちがまず降り立つのがリヨン駅。
そこから北へあがるとバスチーユの広場があります。
この辺りにオーベルニュの人々はコミュニティを作って生活していました。
そして広場を少し入った所にあるの小さな路地がラップ通り。
ここにあったバルやカフェなどから
ミュゼットのダンス音楽が生まれていきました。
幾度となくパリは訪れていますが、ここに来たのは初めて。
朝から一人で浮足だって行っていきました。
当時の名残は(僕が知る限り)ジョ・プリヴァが弾いていた
「バラジョー[Balajo]」が残るのみ。
ここは『ラップ通り9番地』。
今では、ライブハウスになってて、月曜日のお昼間だけ
「ダンスのお茶会」とノンアルコールで、ミュゼットを踊っているようです。
きっとご年配の方々が来はるんでしょうね。
1900年代前半に思いを馳せながら、
バスチーユ広場に戻り、ふと思い立ち写真を1枚。
この「アングル」は、今出版されている
「ミュゼット 110曲」シリーズの
以前の版の表紙写真のアングル♪。
こちらが以前の版の表紙。
今出版されているやつ。
昔から「ゆかり」の地を訪ねるのが好きで、
初めてパリに来たとき(20年くらい前)は、
観光地もそこそこに作曲家のお墓を巡ってました。
アルクイユのサティのお墓や、ドビュッシー、プーランク、
オーリック、ショパン等々…。
この下に眠ってるんだな、と思いを馳せ
音楽を通してしか知らない作曲家の実在を
噛みしめていた覚えがあります。。。
早朝の空いてる時間を見つけ、
行きたかった所に行けて大満足!。
その後は、急いで仕入れに出かけました。
買付日記と称しながらも、パリの音楽案内のようになりましたが。
充実した時間を過ごすことが出来ました。
少しづつですが、今回出会った素敵な紙ものたちもご紹介いたします。
どうぞご期待ください!
(買付日記おわり)
]]>始めようとお知らせしたページを開設しました!。
といっても、まだ松原先生しかご紹介できてませんが(笑)、
ただ今、お知り合いの先生にコンタクトを取ってるところです。
世界と比べてプロの演奏者の数やレベル、
愛好者人口を考えると、日本ではまだまだ
マイナーな楽器のアコーディオン。
少しでもアコーディオンに興味を持たれた方が、
情報にアクセスできるよう、微力ながら
お手伝いできることからやっていこうと
思ってます。
将来へ向けて、この魅力的な楽器をもっと
知ってもらうために。
更新情報は、メールマガジンで
随時お知らせしていきますね♪。
乞うご期待!。
]]>聴きに行ったコンサートのことばかりです。
…ご容赦を。
前回の続き。
帰国の2日前。ようやくアコーディオンの
コンサートへ行けました。
ノートルダム近く。
有名なシェイクスピア・カンパニーの
横の路地を入った所にある
サン・ジュリアン・ル・ポーヴルという
小さな教会[ Eglise Saint-Julien-le-Pauvre]。
12世紀から続く、とても古い教会。
演奏はパリのコンヴァト出身で、高名なMAX BONNAY氏に
師事していたトマス・シェダルさん。
プログラムはカッチーニ『アヴェ・マリア』の
ソロから始まりピアノとのデュオで
ピアソラ、ガリアーノのオンパレード!
帰ってから調べてみると、定期的にこの教会で
コンサートをしているようで、動画もありました。
リシャール・ガリアーノ 『オパール・コンチェルト Final』
特に共演のピアニスト、フィリップ・アレグルさんの演奏が圧巻。
緩急、二人のグルーヴ感がぴったりで、
どんどん演奏に弾きこまれていきました。
力強い演奏で、一気に弾ききり、
あっという間にコンサートは終わりに。
今回は雑誌片手に行き当たりばったりで
コンサートに行きましたが、それでもこんな
アコーディオンの演奏に出会えるところが、
さすがパリ。
と、思うと日本はまだまだアコーディオン後進国。
私のサイトでも、微力ながら貢献していきたいと思います♪。
]]>『京都大アンティークフェア』、3日間無事に終了しました。
京都の出店は、この春でちょうど1年。一周しました。
他の催事でも同じですが、1年出ると、
いつもいらっしゃるお客様との再会があります。
そのお客様のために、何かマッチするアンティークがないか
一緒に探すのも楽しみのひとつです。
そして、初めてブースを見てもらう来場者の方にも、
アンティークの楽譜や古い紙ものの魅力を伝え、
お家を飾るのを想像してもらい、お話しするのも楽しみ。
次の出店は5月になりますが、それまでに
楽譜はもちろん、古い紙もののアソートや
デザイン画など、鋭意準備していきますので
よろしくお願いします。
]]>教会のパイプ・オルガンを聞いてきました。
まずはサン・セヴラン教会へ行って、オルガン・コンサート。
サン・ミシェルの、賑わいあるお店が続く
路地を抜けたところにある小さな教会です。
中に入ってみると、とてもきれいなステンドグラスが
まず目に入り、振り返ってみるとゴシックタイプの
オルガンがあります。
バッハ、パーセルの作品を中心としたプログラム。
ここで初めて聞いたのが、現代作曲家Ian Farringtonの。
『ソロ・オルガンのためのFiesta』の終曲。
バッハの崇高な響きとはほど遠い、ロックな魂を持った曲で、
アコーディオン(弾くならフリーベース)で弾いても
響きが映えそうな作品でした。
誰か上手な方に弾いてもらいたい。。
次の日は、サン・ジェルマン・デ・プレ教会の
オルガン・コンサートへ行ってきました。
プログラムがカリグラフィで書かれて格好良い。
最近オルガン曲を家でも聴いてて、その目的は
アコーディオンで弾いても恰好良さそうな曲を探すため。
バッハはアコーディオンで弾いてる方も多く、
個人的にはチェンバロ曲などより、やっぱり
オルガン曲のほうが、相性が良いような気がします。
ここで、耳に残ったのが、BWV542の大フーガよりも
BWV582のパッサカリア。
延々と繰り返される主題は、実際に教会の中で
聞いていると、螺旋のように教会の雰囲気を取り囲み、
天上へと昇華していくようで美しい。
そして帰る日の前々日、やっとアコーディオンを聞きに行けました。
その話はまた次で。
]]>お会いしてきたので、そのことを。
松原先生は、フランス、ドイツ留学を経て
関西を中心に目下大活躍中のアコーディオン奏者。
フリーベース・アコーディオンでクラシックから現代音楽まで
幅広いレパートリーで演奏活動を行ってはります。
私も演奏会に行かせてもらったことがありますが、
1音1音、妥協しない丁寧な音の作りや
繊細な響き、緻密な音楽構成は
改めてアコーディオンの素晴らしさに
気付かせてくれます。
そんな松原さんが現在、
『アコーディオン愛好家の方が「演奏したい!」
と思うような作品を制作するプロジェクトを始めよう』
と動き出しています。
そのプロジェクトの準備段階として
「アコーディオンに関するアンケート」
を行いました。
結果は松原さんのブログでご覧ください♪。
このアンケートのなかの一つで
「現在のアコーディオンを取り巻く環境で不満な点は?」
に対する回答について、ダントツ1位が『楽譜がない』
ということだったので、ちょっとお会いしましょうと
いうことになりました。
次の買い付け日記にも書こうとしているのですが、
日本はヨーロッパやロシアに比べ、圧倒的に後進国です。
楽譜についてもですが、楽器自体の購入場所、金額、
練習の仕方、アコーディオン教室が少ない、
日本の大学で専門教育が受けられない、
さらに後進の指導に当たれるような先生が育つ環境がないetc。
ないない尽くし。
そのことを松原さんは気にかけてはって
今回のプロジェクトを考えたそうです。
逆に言えば、まだまだ伸びしろの大きい楽器文化だと思います。
アコーディオン自体も、200年ほどの歴史しかない新規参入楽器。
ピアノだとクリストフォリの発明から400年も経ってる。
私も、まだまだこれからの楽器だと思ってます。
で、アコーディオンを取り巻く日本の環境を少しでも良くしようと、
愛好家の方が不満なく演奏に熱中できるよう、
私としても、情報発信しようとお話を聞かせてもらいました。
アンサンブル・ミュージックとしては。
・「全国のアコーディオン教室をご紹介するページの新設」
これは近々にお知らせしようとしています。
・全国の発表会などで、楽譜を展示して見てもらう。
関西の合同発表会や、東京のJAPCの催しで展示していますが、
今後は各教室の発表会規模のものでも馳せ参じようと思います。
全国のアコーディオンの先生方!、お気軽にご連絡ください♪。
そんなことを考えてると楽しくなってきました^^。
取り敢えずは始めてみて。
どんどん広げられたらと考えています。
]]>イベント出店のお知らせをひとつ。
日時:2017年3月11日(土)、12日(日) |
出店が毎年たのしみな、お声をかけて頂いているイベントです。
見る・買う、食べる、遊ぶ・聴く など。
ショップの出店だけでなく、ワークショップや
ライブ、舞台、カフェやフードなど
アートビレッジセンターの中だけで1日楽しめる
年に一度のKAVC渾身(懇親)のお祭りです。
今週末はディープな街『新開地』へ、ぜひどうぞ!。
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ポトフで有名なお店に連れて行ってもらいました。
店の名前は…忘れました。
狂牛病騒動以来、日本ではめっきり見なくなった脊髄も。
美味しいのにね。。。
このお店がマドレーヌにあって『l'officiel de spectacle』を見ると、
お店のすぐ横のマドレーヌ寺院で、ベートーヴェンのシンフォニー第7番と
フォーレのレクイエムの演奏があると書いてたので聞きに行きました。
一番安い席で20ユーロを購入。
席を探してると、案内のおじさんが
「今日は人が少ないだろうから前の席に座っても良いよ」と、
45ユーロの席の半券をくれました。
ラッキー♪と、二人で堂々と前の席に。
ところがこの後、用足しに外へ出ると入り口から
外フェンスの所まで長蛇の列。
おやじ、早まったな、と。
マドレーヌ寺院はショパンの葬儀でモーツァルトのレクイエムが
演奏されたところ。
とディーラーさんに教えてもらいました。
そして何より、フォーレのレクイエムが『初演』されたのも
ここマドレーヌ寺院なのです。
作曲家のなかで誰が1番好きかと言えば、やはりフォーレ。
晩年の室内楽などは聞くたびに胸がつまります。
レクイエムも荘重な響き、終曲イン・パラディスムの
光きらめき、天へと昇るような美しさは、
ただ純粋に音楽に感動してしまいます。
寺院の素晴らしさには圧倒されたのですが、
実際の演奏は…。
合唱はご高齢の方が多く、オーケストラは若い方が多かったので、
勢いはありましたが音響のせいか、繊細なデュナーミクに乏しく…。
ですが、ソプラノ、バスのソロの方はそれぞれ上手く、
一気に音の流れを変えてくれて、色々考えながら
興味深く聞かせてもらいました。
ということで、フォーレのレクイエムを当の寺院で聞かせてもらい
雰囲気を味わったということで大満足の3日目でした。
]]>もちろん仕事も大切ですが、本場の芸術にも触れたい!!
そんな訳で、今回、行き当たりばったりで演奏会にも行ってきました。
というのも、そんな気持ちになったきっかけが出国直前にあったから。
三木原浩史先生が、新刊のご本を送って下さいました。
三木原先生はいつも、研究からすっかり遠ざかってしまっている不肖のわたくしを
気にかけてくださっていて、反省と感謝の気持ちが入り乱れます。
随想・オペラ文化論 著者:三木原浩史
ご本は機内のお友として、読ませて頂きました。
三木原先生のパリ滞在の際のオペラ体験のご様子や
楽しんでいらっしゃる姿が目に浮かびます。
『カルメン』、『サロメ』、『イスの王様』、『椿姫』について
ただ聴いているだけでは見過ごすような、舞台や歌詞の視点からの
造詣の深い基礎研究を踏まえながら、それでも軽く飄々とした
文体で語られる内容に、「ちょっとオペラでも見てみようかな?」
という気軽ちになりました。
これまでの研究や実際に調査した実証的な話から、
ふわっと先生の想い描く世界へと飛翔するような語り口は
肩ひじ張らずにオペラへの興味、文章自体を楽しませてくれます。
三木原先生にお礼のご連絡をすると、ご返信をいただき。
「とりあえず向こうに着いたらエンターテインメント情報誌を買ってみたら?」
とのひと言で、仕事以外にも楽しもう!と思い立ちました。
パリの情報誌といえば、『パリ・スコープ』でしたが、
時代の流れで、残念ながら昨年末に廃刊。
もうひとつの情報誌『l'officiel de spectacle』を買い
毎日コンサート欄を見ながら、空いてる時間で行けそうな
コンサートへ行ってきました。
オペラこそは見に行けませんでしたが、
パリではたくさんの音楽が無料だったり、聞きやすい
チケット代金で聞くことができます。
演奏会に行くのは3日目からスタート。
次のブログへと続きます→
]]>あっという間に帰国の日。
帰ってから改めてブログに綴っていきますね。
ただ今、インチョンまで帰ってきました。
帰りはエールフランスの飛行機で。
機内でフランス語が通じるのが有り難い〜。
今回の仕入れは、前回以上に古い紙ものを中心に探してきました。
そのおかげで、新たなディーラーさんも見つけられたので、
今後もコンタクトを取って、古き良きものに出会えるように頑張ります!
で、今回もアンティーク楽譜やシャンソン楽譜、音楽にちなんだ
古い紙ものなど色々と、皆さんにご紹介できそうな商品と出会えてますよ。
別送品で到着するはず(過去に紛失にあったことがあるんで
ブツを見るまでは心配…)なので、随時ショップでご紹介していきますね!。
あと少しで帰国。
帰ったら醤油で刺身食べたい!。