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ウクライナの超絶技巧、ボリス・ミロンチュクの作品です。

ENSEMBLE antiqueホームページ  ENSEMBLE MUSICホームページ


ロシア系で弾かれるアコーディオンは「バヤン」と呼ばれています。

詳しくはバヤンを見たことも弾いたこともないので違いがはっきりとは分からないんですが、スラブ系のアコーディオンのために書かれた音楽は、このバヤンのために作られています。

 

はっきりとした違いは、まずボタン式で左手はフリー・ベース。

そして右手のボタンの配列が「Bシステム」や「ロシア式」と呼ばれる配列になっています。

ヨーロッパで一般的に使われている「Cシステム」とは、右手の黒白の模様が右上がりか左上がりかでぱっと見、分かります。

 

  

(左が「Cシステム」、右が「ロシア式」)

ちなみにボタンの白黒は鍵盤の白鍵・黒鍵に相当しますが、弾いてる本人には見えません。

 

 

 

さて、このバヤニストでウクライナ出身のヴィルトゥオーゾ、ボリス・ミロンチュク(Borys Myronchuk)氏の作品をアップしました。

彼のホームページを見ると、1973年ウクライナはクルィヴィーイ・リーフ生まれ。

同地で1989 – 1993年の間、音楽学校で勉強し、1993-1997年にドネツィクのコンセルヴァトワールに入り卒業。

1997年から2001年にかけては同音楽院でさらに修行を重ねています。

2011年にはアニマ・ジャズ・カルテット(ANIMA JAZZ QUARTET)を結成し、ヨーロッパ各地でソロを含めコンサート活動を行っています。

2014年には母校で自らバヤンを教えはじめ、現在住んでいるウクライナ西部ジトーミルでも指導にあたっているようです。

 

とにかく圧倒されるのはそのテクニック。

何者かに取り憑かれたように演奏する様はヴィルトゥオーゾならでは。

下の映像は2015年の地元で行われたコンサートの様子。

 

 

オリジナル曲を含め、アコーディオンではおなじみの「オブリビオン」などでは、情熱的な表現力を力強く感じます。

 

その彼のオリジナル曲ですが、いずれも技巧的ながら、緩徐部分では十分歌えるような美しさも含まれます。

 

《ウィ・ラブ・ユー・ピアソラ!》

そんな中から、上のピアソラへのオマージュ作品をご紹介。

スタンダード・ベースで弾け、中上級〜上級向けの作品です。

格好いいシンコペーションのリズムにのせて、演奏会などでお披露目してはいかがでしょうか?。

 

そのほか、アコーディオンの魅力を余すところなく伝えてくれる作品の数々を演奏してみてください。

| ミュゼット / アコーディオン | 12:19 | comments(0) | - |
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