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アンティーク・トイピアノのリペア日記vol.3

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度々ご依頼頂いてるトイピアノの修理。
昨年末から2台リペアしています。

最初は,おそらく1900年前後に作られた弦のトイピアノです。
こちらのお客様は度々当店でお買い物をされていて,年末に出店した『東京蚤の市』にもご来店いただきました。


外観は古び味わいがとても良く,可愛くもあり,ディスプレイするととても雰囲気があるんですが,内部は積年の埃や弦のサビ,アクションの部品も無くなっています。


アクション全ての部品を外して,ほぼ全て新しく作り直し,弦を張り替え,鍵盤をアンティーク塗装で塗り直しました。


お客様のご感想。
『こんばんは。
本日トイピアノが届きました。
このトイピアノが出来た当時の音が蘇り、
何十年も前にこんな音色で誰かに弾かれていたんだと
思いつつ弾いてみました。

東京方面にご出店の際には、新発見を楽しみに
また是非出向きたいです。
この度はたくさんお世話になりありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしております。』

トイピアノを修理していて何より嬉しいのは見た目がとても可愛いのに,弾かれなくなって放置されている「もの」を蘇らせることが出来ること。
そして,その嬉しさをご依頼者の方と一緒に共有できるところにあります。

続いてはジェイマー社(Jaymar)の戦後に作られたトイピアノ。



珍しい白い塗装のキュートな卓上トイピアノです。

残念ながら天板が割れて外れてしまい,鍵盤下の板が割れて鍵盤自体が下がって弾きにくくなっています。

戦後のものになると,膠(にかわ)ではなく普通の接着剤が使われているので,本体を割らないように部品を外すだけでもかなり時間がかかります。

お子さんが弾くので丈夫にしてくださいとのご依頼を頂いていたので,底板は2枚張り合わせにして,釘で止めている部分もねじ止めに変更して強度を持たせています。



外観は出来るだけオリジナルの風合いを損なわないようにしたいので,天板は既存のものを使い,割れた部分を補完して閉じるようにしました。

現役で実奏できるトイピアノなので,
どんどん弾き倒してもらえると嬉しいです♪。

皆さんのお家にも飾っているだけで音の出ない
アンティークのトイピアノがありましたらぜひご相談くださいね♪。
| トイピアノ関係 | 12:13 | comments(0) | - |
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